私は本を買いません。
自宅にある本は数冊のみ、断捨離で殆どの物を手放したので
現在は読みたい本は図書館で借りるというスタイルをとっています。
私の住む町の図書館ではリクエストも受け付けてくれるので
読みたい本がある時はリクエストをして借りる事もあります。
本当に日々、図書館様々という感じですが
そんな私が何度かリピートして借りており購入を検討している本があります。
こちらです。
何度も借りて読み返している理由は
まさに坂井さんが私の理想の大人の女性像に近いから、です。
料理
坂井さんの魅力は
何と言っても料理上手なところ。
私は料理が嫌いではありませんが、かと言って得意でもないので
料理上手な女性にとても魅力を感じます。
何より料理を楽しむ坂井さんの姿がとても素敵です。
この本には春夏秋冬、それぞれの食材を活かしたレシピが写真と一緒に紹介されており
そのどれもがそう難しい物ではない(もしくはそうに思える)ので試してみようと言う気持ちにさせられます。
丁寧な暮らし
たくさんの知恵を活かしながら生活されてる坂井さん。
「やるべきことは先に済ませて、後で楽をしたい」と言うのが原動力になっているそうですが
1日にやるべき事(家仕事)をきちんと把握しているからこその家事さばき
それでいてとても丁寧な暮らしぶりはお手本にしたいところだらけです。
沢山のアイデアが詰まっておりとても参考になります。
ワードローブ
そしてもう一つとても惹かれるところは
坂井さんのファッションセンスです。
例えばこちらは普段着の坂井さん
ロングスカートに肌触りの良いトップスを合わせストローハットを被り
ご主人が管理されている畑に野菜の収穫へ行く…
なんとも言えず素敵な一枚です。
お出かけ着もまたとても個性的でオシャレ。
坂井さんは私の母と同じ年齢(1946年生まれ)ですが、なかなか坂井さんの様な服装をされている母世代の方を見かけた事がありません。
(中には職場に来店されるお客様で素敵だなぁと思う方は数名いらっしゃいますが)
年齢と共にこうでなければいけない、こうあるべきだ、とか
周りの目を気にして本当は好きなのに妥協や諦めで服を選んで行くようになってしまう人は少なくないのではないでしょうか。
ファッションとはその人の個性をそのまま出すものだと思うので
周りや流行に流されず自分の好きな物を着続けるというある種のこだわりは
その人の生き方をも映し出している様にも思えます。
佐々木典士さんの著書
「ぼくたちに、もうモノは必要ない」の中で出てくる服に対しての考えは
私のいらない見栄をバッサリと断ち切ってくれました。
この場合とは少し捉え方は違うかもしれませんが、周りの目を気にして自分らしさを失う事程勿体無い事はないなと思います。
勿論好みもあるのでセンスの良い素敵な大人の女性像と言うのは人それぞれだと思いますが
坂井さんは私にとって、とても素敵だと思える女性の1人です。
信念を持って生きる
全く関係のない話になりますが、私はワンレンのロングヘアー(おでこ出し)のヘアスタイルをしています。
そのヘアスタイルが好きなので長年そうしているのですが
先日友人から「デコ出しの女性は性格が強い」と言われ、ちょっとショックだった私ですが
「実際コレ、と言うところは周りに何と言われても揺らがないよね」
とも言われ (これまたとても褒め言葉には聞こえませんでしたが笑)
捉え方によっては信念を持っているとも取れる？様な気もしないでもない？のかなと。
(→よく捉えすぎ？笑)
実際、私が惹かれる女性は様々なタイプの方がいますがどの方も真のある方ばかりです。
というより、多かれ少なかれプライドがない人なんて世の中に存在するのだろうか、とも思えますが
暮らし方にしても料理にしてもファッションにしても
人それぞれの考え方や想い、こだわりがあると思うので
自分なりのこだわり(プライド)は持ちつつ、それぞれの価値観は大切にし、 (協調性は必要ですが)程よく周りに流されすぎる事なく
何より好きな事、モノを大切に、毎日を生きていく、
結局の所それが幸せに繋がるのかなぁと
この本を読みながら思うのでした。
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