家の中のリセット作業は夜よりも朝派です。
気持ちよく1日がスタートできる様
夜寝る前には出来るだけ部屋を整えておいたいところですが
子供達が大きくなり生活リズムもそれぞれになってきた最近は
全ての家事を終えた23時過ぎに長男が帰宅という毎日なので
その後の片付けまではできません
家事自体が嫌にならない為にも手を抜く所は抜いています。
というわけで
リセットするのは朝で良い事にしています。
テレビ台や出窓、棚を水拭きして
コタツ布団を捲り上げての掃除機掛け。
平日の帰宅は私が一番早いので
片付いた部屋に帰ってきた時の幸福感はなんとも言えないものがあります。
この感覚を味わってからは毎朝の掃除を面倒とは思わなくなりました。
普段の日にモップがけはしませんが
平日の休みの日にはモップを使って水拭きをします。
あちこちに雑貨を飾っていた頃には考えられない習慣でした。
床にも、棚にも出窓にも…
一つ置いたらもう一つ、もう一つ置いたら…
まさにエンドレス状態、気がつくと部屋中に沢山の雑貨がありました。
手作りする事も好きなので自分で作ったモノも沢山飾っていました。
しかし、ある事をきっかけに本腰を入れて断捨離を始めた頃
改めてじっくりと部屋を眺めてみると
なんだか全く落ち着かない家の中…
ひとつ一つのテイストは好きだけど、何かが違う…。
雑誌に載っている様な素敵な部屋にしたかったはずが
ただゴチャゴチャしただけの部屋…。
自分のセンスの無さにガッカリしたのと同時に
したかったのはこうじゃない、と気付きました。
ホコリを拭く前に雑貨を退かす
簡単な事でもマメじゃない私には
家事のハードルをあげる事に繋がってしまっていました。
それなりに整った部屋を保つ為には
「モノを置かない」という事の方が私には必要だったのです。
それを知ってから毎朝の日課が変わりました。
《何か得る為には別の何かを捨てなければならない》
私はモノを「捨てる」事で
別の沢山の「コト」を手に入れる事ができました。