自分らしく生きる為、日々断捨離を進めています。
ウォークマンです。
このウォークマンは、数年前、ランニングをする時に使おうと購入したモノです。
CD何十枚分もの曲を入れて聞いていました。
最近のお気に入りの曲から、学生時代から聞いている懐かしい曲まで。
しかし
・ランニングを辞めた事
・iPhoneを持つ様になった事
・歩くときも家にいるときも音がない方が落ち着く様になった事
それらの理由で使う事がなくなっていき、ここ数年は全く使用していませんでした。
先日、久しぶりに電源を入れて曲を聴いてみました。
曲というのは不思議と聴くとその頃の事を思い出したりするもので、久しぶりに懐かしい歌を聴いたら、とてもワクワクして気持ちが上がりました。
これまで沢山のモノを断捨離してきましたが、このウォークマンは私にとっては〈捨てられないモノ〉の類に入っていました。
しかし翌日、昨日感じた思いを振り返ってみるとその気持ちはすっかり消えていました。
今日も明日もこれから先また使うのか…
そう考えると答えはとてもしっくりとくるものでした。
ウォークマンはモノと言えばモノですが、私がときめいたのはウォークマンではなく、その中の曲やそれにまつわる懐かしい過去や思い出だったのだと思います。
【手放し時】
『モノを手放すには「手放し時」がある』
昔、母に言われた言葉の一つでとても心に残っている言葉です。
断捨離する「事」が目的になってしまわない様、またそれを忘れてしまわないためにも、ただ何でもかんでも捨てるのではなく、自分で手放す時がきたなと思った時、そして迷った時にはその確認作業をしてみる事はとても意味を持つのだと思いました。
読んでいただきありがとうございました。